- 「麻雀で一番高い点数の詳細を知りたい」
- 「役満を達成するための戦略やコツを学びたい」
麻雀を始めて間もない時、このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
麻雀で一番高い点数を出すためには、「役満」を作る必要があります。
しかし、役満を作るためには、役満の種類や成立条件を覚えたり、対局の中で役満を作るためのコツを知っておくことが重要です。
無理に役満を作ろうとしても、先に他のプレイヤーに和了られたり、いつまでも自分が和了れずに麻雀がつまらなくなる可能性があります。
本記事では、麻雀で一番高い点数である役満について詳しく解説します。
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麻雀で一番点数の高い役とは?
麻雀における一番高い点数は、親の役満48,000点が一番高い点数です。
ただし、麻雀はルールによって点数の上限が変化するため、一番高い点数は変わります。
たとえば、役満同士の複合がありの場合、大四喜・字一色・四暗刻・四槓子と言われる役満が4つ重なれば、親の4倍役満192000点という点数になります。
麻雀を始めた方は、親の役満が一番高い点数と理解しておき、ルールによって一番高い点数は異なると把握しておくのが良いでしょう。
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麻雀で一番高い点数が取れる役満
麻雀における一番高い点数の「役満」について解説します。
「役満」は、麻雀をする方なら誰でも一度は、出してみたい役の一つです。
以下の内容を参考にして、ぜひ役満を目指してください。
役満の種類
役満は、麻雀における役の一つです。
役満の種類を覚えておくことで、配牌時に役満を狙えるかどうか判断できます。
国士無双(コクシムソウ)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
1と9の数牌と字牌の13種類を1枚ずつ集め、その内1つを対子にする。 | × | 出やすい |
大三元(ダンサンゲン)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
白・發・中の三元牌を3つとも刻子または槓子にして揃える。 | ◯ | 出やすい |
四暗刻(スーアンコウ)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
4つの暗刻と1つの対子を加える。 | × | 出やすい |
小四喜(ショウスーシー)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
東・西・南・北のうち3種類を刻子または槓子にして揃え、1種類を対子にする。 | ◯ | 難しい |
大四喜(ダイスーシー)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
東・西・南・北の全てを刻子または槓子にして揃える。 | ◯ | かなり難しい |
字一色(ツーイーソー)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
字牌のみで手配を揃える。 | ◯ | 難しい |
緑一色(リューイーソー)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
索子の2、3、4、6、8と發のみで手配を揃える。 | ◯ | 難しい |
清老頭(チンロウトウ)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
1と9の数牌だけで刻子または槓子に対子で構成された手役。 | ◯ | 難しい |
四槓子(スーカンツ)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
4組の槓子を揃える手役。 (暗槓、明槓は問わない) | ◯ | かなり難しい |
九蓮宝燈(チューレンポウトウ)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
萬子、索子、筒子の内いずれか1種類で、1、9を3枚、2~8を1枚ずつに、対子を1つ揃える。 | × | かなり難しい |
天和(テンホウ)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
親が最初の配牌で和了 | × | かなり難しい |
地和(チーホウ)
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
子が最初のツモで和了 (最初のツモ前に他家の鳴きが入るとNG) | × | かなり難しい |
数え役満
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
一般の役で13翻以上の手役の場合。 | △ | 出やすい |
八連荘(パーレンチャン)
「八連荘(はちれんちゃん)」は、通常の麻雀の役ではありません。
親が八回連続で和了(あがり)し、親番を八回継続している状態を指す用語です。
内容 | 鳴いても成立するか | 難易度 |
---|---|---|
親が8回連続で和了。 | ◯ | 難しい |
単純役満と複合役満
役満には、単純役満と複合役満があります。
- 単純役満:1種類の役満のみで手役ができることを指します。
- 複合役満:手役の中に複数の役満ができることです。
「ダブル役満」「トリプル役満」とも呼ばれます。
その時の麻雀のルールによって複合役満が認められる場合は、高得点を狙うことができるので、覚えておくと良いでしょう。
以下、参考例を紹介します。
- 大四喜+字一色
- 大三元+字一色
- 大三元+四暗刻
- 九蓮宝燈+清老頭
- 大三元+字一色+四暗刻+天和
四暗刻単騎待ちや国士無双13面待ち、大四喜もダブル役満として認められる場合もあります。
その都度、ルールの確認をしてください。
役満の点数(親と子の違い)
役満の点数は、親と子で異なります。
子の和了りで32,000点、親の和了で48,000点となります。
ダブル役満で和了ると子で64,000点、親で96,000点です。
役満を和了るだけで一気に点数が増えるので魅力的な役ですが、和了る難しさもあるので状況を見て狙っていきましょう。
麻雀で一番高い点数を狙う方法|役満を作るコツ
麻雀で一番高い点数である「役満」を、狙う方法について解説していきます。
役満の種類は豊富なので、自分の配牌によって狙える可能性は十分あります。
ただし、役満を狙っても和了らければ意味がないですし、他家に振り込んでも同様です。
和了ることを優先する場合、役満を狙うのが良いのか、他の役を狙う方が良いのか判断した上で手牌を作るようにしてください。
ここでは、役満を作るコツについて説明していきます。
手牌を見極める
麻雀で一番高い点数を狙うには、配牌時の手配を見極めることが重要です。
役満を狙えないのに無理して進めても、結果的に和了れずに終わっては意味がないからです。
配牌を見極めるポイントは、字牌や端牌(1~9)が多く揃っている場合、国士無双や字一色、清老頭を狙える可能性があります。
刻子が多い場合は、四暗刻を見据えた展開が考えられます。
しかし、配牌がバラバラで全く方向性が見えない場合、無理に役満を狙っても和了れる確率はかなり低いため、字牌や端牌を整理しながら手堅く進めていくことをおすすめします。
手牌を進める中で役満を狙えそうであれば、方向転換すると良いでしょう。
牌効率を考える
麻雀で高い点数を狙うためには、牌効率を意識しながら手を進めることが求められます。
牌効率とは、聴牌(テンパイ)に至るまでの早さ、確率のことです。
具体的には、手牌を進める上で、より多くの待ちや有利な形を作るために、どの牌を残し、どの牌を捨てるかを考える技術のことです。
たとえば、四暗刻を狙う場合、暗刻を作るために鳴かずに進め、役満の成立条件に合うように進めていきます。
ただし、和了りを優先するならば、四暗刻に固執せず、三暗刻などの役に方向転換して和了りを目指す柔軟性も必要です。
このように牌効率を考えながら、役満を狙ってみてください。
場の流れを読む
麻雀で高い点数を狙うためには、場の流れを読む力が必要です。
麻雀は、複数の人数で対局するゲームです。
他家の捨て牌や鳴きの動きで、手役や進行状況を読むことができれば、自分の牌効率をどうすべきか判断できます。
たとえば、他家がリーチをかけている状況で、無理に役満を狙って振り込むリスクをとるよりも、安全牌を優先に捨て牌してその局を凌ぐのも一つの方法です。
自分の手牌やツモの状況、場の流れを読みながら、役満を狙うタイミングを図ると良いでしょう。
麻雀で一番高い点数を取るためのリスク管理|役満を狙うデメリット
麻雀で一番高い点数を取るためには、役満を目指す必要があります。
しかし、役満を狙うためには、時間や一定の条件が必要です。
今から役満を狙う上でのデメリットを解説するので、リスク管理をしながら役満を目指してください。
形を作るのに時間がかかる
役満を作る上で、特定の牌を揃えるのに時間がかかります。
役満は、数巡で作るのが難しいため、中盤から終盤にかけて和了りを目指すのが一般的です。
たとえば、大三元を狙うのであれば三元牌、国士無双なら、1、9字牌を集める必要があります。
限られたツモの回数(通常17~18回)で、有効牌(役に必要な牌)を引かなければ、無駄にツモを繰り返すだけです。
その間に他家が手牌を進めていくので、周りを意識しながら手牌を考える必要が出てきます。
役満を狙う際は、時間がかかることを踏まえて手牌を進めましょう。
他のプレイヤーに警戒されやすい
役満を作る上で、他家から警戒されやすいというデメリットがあります。
自分の手牌は他家に見られなくても、捨て牌は見られます。
序盤の捨て牌は、端牌や字牌を捨てていくことが多いため、序盤から中張牌(2~8の数牌)を捨てていくと明らかに違和感を感じられます。
慣れているプレイヤーは、数巡捨て牌を見ればどの役満を狙っているのか、予測できます。
そのため、他家から警戒されやすくなり、鳴いて進めていける役満でも、他家が捨て牌に出さなければ鳴くことができません。
警戒されないためには、捨て牌に意識しながら牌効率を考える必要があります。
たとえば、国士無双を分からないように進めるためには、対子で重なっている牌を少しずつ捨て牌に混ぜてカモフラージュするなどです。
役満を狙うと、他のプレイヤーに警戒されやすいことを踏まえて、手牌を作ることが大切です。
麻雀で一番高い点数を狙う際によくある質問
麻雀で一番高い点数を狙う際に、よくある質問をまとめています。
これらの内容を理解することで、役満を目指す判断材料になるでしょう。
初心者でも役満は狙えますか?
初心者でも役満を狙うことは可能です。
しかし、役満は経験豊富なプレイヤーでも和了るのは困難です。
初心者が、最初から役満ばかり狙っても和了れないだけでなく、他家に振り込んだりして麻雀がつまらなくなる可能性があります。
そのため、初心者は基本的な役から狙っていくことをおすすめします。
たとえば、平和(ピンフ)、断么九(タンヤオチュー)などです。
その後、役満を目指す戦略を考えると良いでしょう。
役満の確率はどれくらいですか?
1回の手牌で役満を和了る確率は、0.0002%~0.05%とされています。
確率に幅があるのは、役満の種類によって作りやすかったり、難しい役満があるためです。
たとえば、国士無双、四暗刻、大三元は出現しやすい役満で、九蓮宝燈、四槓子は非常に困難な役満とされています。
確率が低い分、和了ったときの喜びは大きいですが、簡単でないことは十分理解しておくことが大切です。
リーチをかけても役満は成立しますか?
リーチをかけても役満は成立します。
通常、聴牌している状態で、和了牌が役満確定の場合、リーチをかけるよりも、ダマテン(黙って聴牌しておく)がおすすめです。
リーチをかけると他家から警戒されるため、和了牌が出にくくなります。
しかし、和了牌が役満になる場合とならない場合があります。
たとえば、四暗刻を目指していて、他家から和了ると三暗刻、自分でツモ和了りすれば四暗刻という場合です。
この場合、リーチをかけて他家から和了った場合、リーチの1翻確定で、裏ドラも付く可能性があります。
もちろん、自分でツモれば役満です。
ただし、リーチをかけると和了牌を引かない限り、ツモ牌を無条件で捨てなければならないため、他家に振り込む可能性もあります。
役満狙いでリーチをかける場合は、手牌の状況と場の流れを考慮することが重要です。
理論上一番高い点数は何点ですか?
麻雀において理論上一番高い点数は、親の7倍役満336,000点です。
その時のルールにもよりますが、大四喜(ダブル役満)、字一色、四暗刻単騎(ダブル役満)、四槓子、八連荘の役満が重なると7倍役満です。
確率はかなり低いですが、不可能ではありません。
麻雀で一番高い点数が取れる役満は場の状況や手配を考えて狙おう
本記事では、麻雀で一番高い点数が取れる役満について解説しました。
麻雀をする人にとって役満を和了ることは、一つの目標です。
しかし、役満を和了るためには、配牌の状況や牌効率、場の流れなどを考え、臨機応変に対応しなければなりません。
麻雀は役満を出さなければ勝てないゲームではないので、無理に役満を狙うのは控えた方が無難です。
配牌が良かったり、場の流れが自分に向いていると判断した場合は挑戦してみるのも良いでしょう。
麻雀で一番高い点数である役満を狙う際は、ぜひ本記事を参考にして、役満の和了りを目指してください。
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