パチンコには、様々な演出が搭載されています。
その中でも、最も嬉しいのが大当たりが濃厚になる「全回転」演出です。
機種によっては大当たりが濃厚になる以外にも、以下のような恩恵が保証される台もあります。
- 次回の大当たりまで確変突入
- 次回の大当たりまで保留連
- 最上位の連チャンモードに突入
演出の内容に関しても、その機種ならではの作り込まれた映像が視聴できます。
全回転は、まさにパチンコプレイヤーが憧れるプレミアム演出の一つなのです。
本記事では、人気機種のエヴァやガンダムユニコーンの大回転の特徴などを解説していきます。
最後まで読むことで、「パチンコの全回転とは何か」が理解できるようにるでしょう。
- 全回転とはどんなことか
- 最新台、人気機種の全回転の種類や確率、恩恵について
- 全回転に関するよくある質問
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パチンコの全回転とは演出の一つ
全回転とは、一般的にはパチスロよりもパチンコで使われることが多く、演出の1つとして搭載されているものです。
パチンコの基本的なゲーム性として、同じ絵柄が一直線に揃うことで大当たりとなります。
大当たりへ繋がる様々な演出が存在するなかで、この全回転に関しては、同じ絵柄がすでに揃った状態で回りながらリーチ演出が発展します。
そのため、ハズレの存在しない状態＝大当たり濃厚となることを示しているのです。
全回転の基本的な意味と仕組み
パチンコにおいて大当たりなどは、特定のタイミングで抽選されています。
最も一般的なのは、ヘソと呼ばれる部分を玉が通過して、内部のセンサーがそれを感知した瞬間です。
遊技中、液晶上ではいろんな演出が発生して大当たりへの期待を持たせます。
この演出が発生しているとき、内部的な当落はすでに決定しているのです。
しかし、全回転は発生イコール大当たり濃厚となるため、それ以外の多くの演出とは意味合いが異なってきます。
通常の演出は、そのアクションを見届けながら大当たりの判定を待つことになります。
全回転に関しては、その演出が発生している間は、大当たり濃厚となる至福の時間を感じられる貴重な瞬間といえるのです。
なぜ全回転はパチンコで注目されるのか
パチンコが人気の理由の1つとして、様々な演出アクションが存在することで打ち手を飽きさせない、という側面があります。
たとえば、パチンコの定番、海物語シリーズでは『魚群』の存在が人気の秘訣であるのは、疑いようのない事実でしょう。
「魚群」は、大当たり濃厚となる演出ではありませんが、比較的大当たりに繋がることの多い期待度の高い演出の1つで、出現頻度も現実的なことから期待感のバランスが優れている人気演出です。
一方、全回転と同様に大当たりが濃厚になる演出については、たとえばプレミアム演出が挙げられます。
プレミアム演出は、各機種・各メーカーによって様々なこだわりがあります。
プレミアム演出の出現については特定タイミングの一瞬や、場合によっては気づきづらい違和感のような演出すら、含まれている場合も珍しくはありません。
そのプレミアム演出の1つとして、多くの機種では全回転演出を搭載しています。
誰でも見落とすこと無く気づくことが可能で、見ただけでシンプルに分かりやすくて、パチンコに詳しくない人であっても何か良いことが起きているのを容易に想像可能な演出、それが全回転演出です。
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パチンコ最新台や人気機種の全回転の特徴
2024年時点、パチンコ最新台や人気機種には一体、どのような内容の全回転演出が存在しているのでしょうか？
ここでは、以下6つの人気機種の出現頻度や全回転演出を伴った大当たりの恩恵についてご紹介します。
- エヴァンゲリオン～未来への咆哮～
- シン・エヴァンゲリオン Type レイ
- ソードアート・オンライン（SAO）
- 機動戦士ガンダムSEED
- 機動戦士ガンダムユニコーン
- 戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱
エヴァンゲリオン～未来への咆哮～
「エヴァンゲリオン～未来への咆哮～」には、8種類の全回転演出が存在しています。
- レイ全回転
- ユイ全回転
- カヲル全回転
- 学園全回転
- おめでとう全回転
- 加持全回転
- 無号機全回転
- ミサト全回転
このうち「レイ全回転」と「加持全回転」は偶数日のみに出現されます。
「ユイ全回転」と「ミサト全回転」は奇数日のみに出現するものとなっています。
そのため、全ての全回転を体験するのはかなり至難の業といえるでしょう。
全回転の出現頻度は初当たりのうち約3％です。
恩恵としては、10R大当たり＆IMPACT MODE突入濃厚となり、その後の大量出玉獲得に期待ができます。
シン・エヴァンゲリオン Type レイ
「シン・エヴァンゲリオン Type レイ」の全回転演出は、次のような項目が挙げられます。
- シンジ＆レイ全回転
- 加持＆カヲル全回転
- アスカエピソード
- ネオンジェネシス
- アディショナルインパクト
さらに、ST中限定の全回転演出として「アスカ」と「ヴィレの槍」が出現するので、合計7種類が存在します。
全回転の出現頻度は、現時点では不明です。
SANKYOの機種では、お馴染みの演出カスタムやST中の演出モードのカスタマイズが可能です。
モードの内容次第では、全回転の出現頻度が多少は変化するかもしれません。
ST中限定の全回転演出以外の「シンジ＆レイ全回転」と「加持＆カヲル全回転」の2つは、ST中にも出現する可能性はあります。
しかしながら、通常時に関しては基本的に大当たりはほぼ2Rで、10R確変大当たりの占める割合は僅か1％となっています。
上記2つの全回転演出以外に関しては、かなり見るのが困難なものといえるでしょう。
全回転の恩恵としては、10R確変大当たりが濃厚となります。
ソードアート・オンライン（SAO）
「SAO」の通常時に発展する可能性のある全回転リーチとしては、次の6種類が存在します。
- アスナへのプロポーズ
- 崩壊する世界
- ソードアート・オンライン
- 現実世界
- 赤鼻のトナカイ
- はじまりの闘い
恩恵としてはSTモードの「BATTLE OF THE CHAOS DRAKE」へ突入する、黒7絵柄揃い濃厚となります。
いずれも様々な演出から発展する可能性があり、遊技中はどんな演出であっても目が離せないといえるでしょう。
STモードの「BATTLE OF THE CHAOS DRAKE」中には、全回転エピソード演出が発生する可能性があります。
これには4種類の演出が用意されています。
- 紅の殺意（アスナエピソード）
- 心の温度（リズペットエピソード）
- 黒の剣士（シリカエピソード）
- 剣の世界（キリトエピソード）
「剣の世界（キリトエピソード）」に関しては、保留での連チャンが濃厚となり、10R大当たり2回分になります。
約3,000個払い出しの大当たりが濃厚になるとでしょう。
全回転の出現頻度について詳細は不明です。
しかし、全回転リーチと全回転エピソードで合計10種類もの全回転系の演出が存在しています。
いずれかの全回転演出を体験できる可能性は、比較的高いといえるでしょう。
機動戦士ガンダムSEED
「機動戦士ガンダムSEED」の全回転演出は、の合計4種類が存在しています。
- キラ全回転
- ムウ全回転
- アスラン全回転
- スペシャルムービー全回転
全回転の出現頻度は、大当たりに占める割合の4％です。
基本的な発生タイミングとしては、連続予告後や変動開始後、SPリーチ発展時や通常変動後など多数あります。
全回転の恩恵としては7絵柄揃い、即ち10R大当たり2回分となる約3,000個払い出しの大当たりが濃厚になります。
機動戦士ガンダムユニコーン
「機動戦士ガンダムユニコーン」が搭載している全回転演出として、原作のラストシーンを再現した「ミネバ全回転」が展開されます。
大当たりを告知する演出のうち、全回転リーチが占める割合は約0.3％です。
これは、非常にプレミアム感の高い演出といえるでしょう。
全回転の恩恵としては、通常時に発生すると7絵柄揃い、即ち10R大当たり2回分となる約3,000個払い出しの大当たりが濃厚になります。
一方で、残保留で発生した場合は、10R大当たりのみが濃厚になります。
なお、本機種では20連チャンした場合の特典として大当たりラウンド消化中に、全回転と同じシーンの「ミネバの演説ムービー」が流れます。
全回転演出を体験するよりも、この特典で同じシーンを体験するほうが現実的かもしれません。
戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱
「戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」の全回転リーチは、全部で3種類です。
- 死灯-エイヴィヒカイト-全回転
- 響の誕生日全回転
- 花咲く勇気全回転
大当たりラウンド中には、全回転で流れたエピソードの続きを見ることができ、作り込まれている印象をうけます。
恩恵は10R大当たりに加えて、実質次回大当たりがほぼ約束される、時短250回転のシンフォギアチャンス黄金に突入が濃厚になります。
通常時の10R大当たり当選時に、全回転演出が選ばれる仕組になっています。
この大当たりが占める割合は、全大当たり中の僅か0.5％でとてもレアです。
大当たり確率1/199.8のうちの0.5％が10Rになるので、つまり本機種における全回転演出の確率は、約1/40,000と考えられます。
パチンコの全回転に関するよくある質問
ここでは、パチンコの全回転に関する多くの質問の中から、特に多かった内容だけに絞って分かりやすく解説します。
パチンコで全回転が外れることはありますか？
まずは以前から稀に耳にするのが、全回転なのに外れたということです。
古くからのパチンコユーザーにとっては、全回転というのはたまに外れることもある演出と、認識している場合もあります。
たとえば「ナナシー」シリーズでは、全回転の信頼度が97％という数値のために、全回転でハズれるのが逆にプレミアムとして自慢できるとされています。
最近の一般的な機種においても、「全回転が外れた」といった内容の報告をSNSで見かけることが、たまにあります。
しかし、そのほとんどが文字での報告のみで、実際に全回転が外れているような状況の動画は添付されてはいません。
これでは、説得力に欠けるものと判断されてしまうのも仕方ないでしょう。
パチンコで全回転だったのに単発で終わることは珍しいですか？
これもたまに見かけるものですが、全回転だったのに単発だった、その後あまり出なかったといった内容のものです。
結論からいえば、「全回転だったこと」と「単発だったこと」は、全く別の事象です。
機種によって様々ですが、その機種特有のゲーム性と全回転の恩恵をしっかりと理解することで、誤った認識を持ってしまうことを避けられます。
たとえば「エヴァンゲリオン～未来への咆哮～」では、全回転発生時の恩恵は10R大当たり＆IMPACT MODE突入濃厚となります。
まずは、10R大当たりで約1,500個の出玉を得て、その後はST163回転の確変に突入しますが、全回転の恩恵はここまでです。
全回転で当たったからといって、その後に突入するST163回転の確変が、続きやすくなる訳ではありません。
運が悪くST中に1/99.4の大当たりに当選しなければ、その後は出玉を増やせないまま、通常時に戻ってしまいます。
他機種でも同様のことはいえますが、一般論として嬉しいことが起きた直後に悲しいことが起きてしまうと、そのギャップが大きいので「◯◯だったのに▲▲だった」となってしまう気持ちは分かります。
機種毎のゲーム性と全回転の恩恵を理解して、こういったようなミスリードを持ってしまわないようにしましょう。
パチンコで全回転が出る台は調子が良いのでしょうか？
結論からいえば、これも全く無関係というか、完全にオカルト寄りの思考です。
パチンコの抽選は完全確率で、メイン基盤によってその乱数抽選が行われています。
その抽選の結果をサブ基盤に伝えて、サブ基盤で演出が組み立てられます。
これは、パチンコに限らずパチスロでも、ほぼ同じようなものです。
全回転に限らず演出の頻度や内容と、その台が調子良く出ているかどうかというのは、完全に無関係な話なのです。
ただし、全回転が良く出ている台イコールたくさん当たっている台となるはずなので、ドル箱を積んで出玉を持っているというのは結果としてよくあるのかもしれません。
「全回転が良く出るから台の調子が良い」と考えるのは、やはり別の話です。
敢えて言うのなら「全回転が良く出るから、今日は自身の調子が良い」であれば、それはまんざら間違ってもないことかもしれません。
パチンコの全回転とは貴重なプレミアム演出！
当たると嬉しい全回転は、パチンコにおいて貴重なプレミアム演出の一つです。
さらに、恩恵のあるものも多く含まれているので、これが出現すると非常にラッキーでしょう。
全回転が登場したころは、「ただのリーチ演出」でした。
徐々に「大当たり濃厚」、そして確変ループ機種が全盛の頃をきっかけに、「なんらかの恩恵」が付けられるようになりました。
近年では、演出の多様化とともに「見れること自体が貴重な体験」とも言える存在になっています。
勝ちにこだわって、パチンコを打つのも楽しみ方の一つです。
しかし、全回転のような貴重な演出を体験したいという目的で、パチンコを打つのもいいでしょう。
全回転を体験できたら知り合いに自慢するも良し、動画を撮影してSNSにアップするも良し。
いつその瞬間に遭遇してもいいように、たまには集中してパチンコを楽しむのも良いかもしれませんね。
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