パチンコを打つには軍資金となるお金が必要ですが、初心者の場合はいくら持っていけばいいのか、迷う方も多いでしょう。
現在のパチンコと過去のパチンコとでは、必要な軍資金が変わっていることもあり、お金が足りない状況が起こりやすいです。
持っていった軍資金が足りなくなることを回避するためにも、なるべく多めに軍資金を用意しておく必要があります。
この記事では、パチンコに必要な軍資金はいくらなのか、平均使用金額を詳しく解説します。
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【結論】パチンコの軍資金は平均1万〜3万円
一般社団法人日本遊技関連事業協会が発表した「パチンコ・パチスロファンアンケート調査2023」によると、1日あたりの平均使用金額は以下の通りです。
- 3,000円未満：4.2％
- 3,000〜5,000円未満：9.9％
- 5,000〜1万円未満：19.3％
- 1万〜3万円未満：39.8％
- 3万〜5万円未満：17.9％
- 5万円以上：8.9％
上記のデータから1万〜万円未満が最も高く、次いで5,000円〜1万円未満、3万〜5万円未満と続くことがわかります。
全体の平均額は約2万1,538円となっており、仮に週1回ペースで平均使用金額を使った場合、1ヶ月に8万円以上の出費となります。
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【貸玉レート別】パチンコに必要な軍資金の平均額
パチンコは、軍資金をいくらに設定するかが重要です。
設定した金額が多いほど長く遊べますが、持ち込みすぎると使いすぎてしまうため、最小限に抑える必要があります。
パチンコに必要な軍資金は、貸玉レートによって異なるため、打つ台にあわせて金額を変更しましょう。
ここでは、貸玉レートの主流である1パチと4パチにわけて、それぞれの平均使用金額を紹介します。
1パチの場合
1パチとは、パチンコを遊技するうえで必要な玉をホールから借りる際、1玉1円というレートであることを指しています。
運がよければ1,000円でも勝てますが、可能性は低く、設定が厳しくなっているため、十分に回すことは難しいです。
3,000円あればしっかり回すことができ、回転数がよい台であれば230回くらいは回せます。
また、5,000円あれば理想的といえるボーダーラインをカバーできます。
1,000円で1,000玉、1万円で1万発の玉を準備してくれるため、1万円の軍資金があれば長く遊べます。
最初からまとまった玉を準備することで、同じ台に長く座って勝負できるため、遊ぶ際に必要な金額を抑えられます。
ただ、1パチは釘調整が厳しく設定されている傾向にあるため、予想以上に当たりを引くことが難しいです。
そのため、軍資金は最低でも1万円は持って行くことがおすすめです。
4パチの場合
4パチは1パチと同様の仕組みで、レートは1玉4円です。
最も一般的な貸玉レートで、4パチの軍資金は最低でも3万円程度とされています。
以前は、1万円もあれば長く遊べる台がありました。
しかし、現時点で4パチの主力は博打要素が強く、必要な軍資金が多くなってしまったのです。
いまのパチンコは、お金がすぐ溶けることを考えておかないと、軍資金が足りなくなって店から退店しなければなりません。
安定して勝負する状況にするには、3万円という軍資金を準備する必要があります。
吸い込む力が大きいため、1万円程度では30分も持たない可能性があります。
1時間以上遊ぶことを考えると、3万円程度は必要です。
最近のパチンコは、ヘソに入る回数が減り、当たり確率も予想以上に低く設定されています。
そのため、ある程度大きな金額を準備して、勝負できる環境を作りましょう。
【スペック別】パチンコに必要な軍資金の平均額
パチンコに必要な軍資金は、機種のスペックによっても異なります。
ここでは、4パチのミドル、ライトミドル、甘デジにわけて紹介します。
ミドル（1/319前後）の場合
ミドルの台を打つときに必要な軍資金は、以下の通りです。
- 遊びで打つ場合：2万円程度
- 4〜5時間打つ場合：3万円程度
- 1日時間がある場合：5〜6万円程度
ミドルは爆発力があり、運がよければ大きく勝つことができ、なおかつ投資がかさんでも取り返せる可能性が高いです。
特に、今の機種は爆発力が大きい傾向にあります。
その反面、当たってもしょぼい出玉になることもあり、そこから再度当たりを引くとなると、時間もかかります。
ライトミドル（1/200前後）の場合
ライトミドルの台を打つときに必要な軍資金は、以下の通りです。
- 遊びで打つ場合：1万円程度
- 4〜5時間打つ場合：2万円程度
- 1日時間がある場合：4〜5万円程度
ライトミドルは、すぐに当たるうえに爆発力もあるため、短時間でも楽しめます。
実際はそこまで出玉性能は高くなく、振り分けのない少ない上位ラッシュに入らないと、取り返すことが難しいです。
できれば、2万円以内に軍資金を抑えたいところです。
もし、時間やお金に余裕があっても、4〜5万円程度が妥当でしょう。
甘デジ（1/100前後）の場合
甘デジの台を打つときに必要な軍資金は、以下の通りです。
- 遊びで打つ場合：5,000円程度
- 4〜5時間打つ場合：1万円程度
- 1日時間がある場合：2〜3万円程度
甘デジは、大当たり確率が1/99前後と当たりやすいですが、連チャンしても出玉が少ないです。
最近では、突破型で連チャンを売りにした機種もありますが、ラッシュ突入率が40％以下と、ミドルに比べると壁が高いデメリットがあります。
多くの軍資金を費やすと回収が難しくなるため、1日時間があるときでも2万円以下が妥当といえるでしょう。
パチンコ初心者に必要な軍資金とおすすめの管理方法
ここでは、パチンコ初心者に必要な軍資金はいくらなのかをご紹介します。
また、おすすめの管理方法も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
初心者に必要な軍資金の平均額
パチンコの性質や機械割（出玉率）を考えると、お金が増えるまで基本的には時間がかかります。
そのため、パチンコ初心者に必要な軍資金は、数十万円単位で用意するべきだと考えられます。
1パチ中心の場合は数万円単位、4パチ中心の場合は数十万円単位の軍資金が最低ラインです。
懐にある軍資金を全部使うことがないよう、上手に立ち回る必要があります。
たとえば、財布に2万円しかない場合、1万5,000円で抑えられるような機種選びや、タイプ選びをすることが大切です。
管理方法1：事前に使用金額を決める
パチンコ初心者の場合、事前に使用金額を決めておくことが大切です。
「今日は1万円までしか使わない」と決めたら、財布に1万1,000円を入れて店にいきましょう。
このプラス1,000円は、1万円ちょうどで当たってしまい、回せなくなってしまう状況を回避するためです。
なかにはATMを何度も往復し、予定以上にお金を使ってしまう方もいます。
そのため、キャッシュカードやクレジットカードは、自宅に置いてから出かけましょう。
管理方法2：会員カードを作る
多くのパチンコ店では、その店で使える会員カードを作成可能です。
会員になることで、その店で貯玉することができ、貯玉分は次回以降も使えます。
貯玉することで「必ず〇〇玉は残しておきたい、減らしたくない」という精神状況になりやすいため、使いすぎのリスクを減らせます。
また、等価交換できない地域に住んでいる方は、換金ギャップを受けません。
パチンコでの少ない軍資金の上手な立ち回り方
パチンコ初心者のなかには、大金を使うことに抵抗がある方もいるでしょう。
もちろん、少ない軍資金でもパチンコは打てますが、状況によって立ち回り方が異なります。
そこで、ここでは以下3パターン別に立ち回り方をご紹介します。
楽しみたい場合は、1円パチンコがおすすめ
単純にパチンコを楽しみたい方は、1パチがおすすめです。
1パチは、少ない金額で長時間遊べるため、楽しむにはもってこいのパチンコです。
パチンコは、1時間あたり150〜180回転ほど消化するといわれています。
単純計算すると、1パチの場合は1,000円あたり60回転ほど消化するため、2,000円で約1時間楽しめます。
そのため、単純にパチンコを楽しみたい、暇つぶしに打ってあわよくばお小遣いを稼ぎたい方は1パチを打ちましょう。
楽しみながら勝ちたい場合は、4円パチンコの甘デジがおすすめ
パチンコを楽しみながら勝ちたい方は、4パチの甘デジがおすすめです。
4パチの甘デジは、少ない金額で初当たりを引ける可能性が高いです。
また、最近の甘デジは出玉力もあるため、余裕で5万円プラスを狙えるスペックの機種もあります。
パチンコ初心者の方で、どの台を打てばよいか分からない場合、新台を打つことをおすすめします。
新台は、店が釘の調整を甘く設定していることが多いため、少ない軍資金でより多くの抽選を受けられる可能性が高いです。
パチンコは「少ない軍資金でいかに多くの抽選を受けられるか」ということが勝率に直結するため、よく回る台を選んでください。
ただ勝ちたい場合は4円パチンコのミドル勝負がおすすめ
パチンコ店には、「メイン機種」と呼ばれる力を入れている機種があります。
店によって異なりますが、ほとんどの場合は4パチのミドルがメイン機種となります。
メイン機種は、各パチンコ店が大切にしている機種のため、釘の調整を甘くする傾向にあるのです。
なぜなら、釘をガチガチにして回らなくなってしまうと、客足が遠のいてしまって売上を作れなくなってしまうからです。
あらかじめ軍資金を決めておき、ミドルスペックで最短勝負をすることも有効です。
パチンコの軍資金に関するよくある質問
ここでは、パチンコの軍資金に関する多くの質問や悩み等の中から、特に多かった内容だけに絞ってそれぞれ分かりやすく質問形式でまとめています。
1ヶ月あたりのパチンコ代はいくらが適正ですか？
1ヶ月あたりのパチンコ代は、給料の約10％が適正です。
月のパチンコ代を考えるうえで大切なことは、自身の生活に支障がでない範囲の金額であるかです。
パチンコで生活が厳しくなってしまうことは避けたいため、後先を考えてパチンコ代を捻出する必要があります。
一般家庭の平均的な娯楽費は給料の約10％のため、この金額を1ヶ月のパチンコ代とするとよいでしょう。
つまり、給料が20万円であれば、1ヶ月あたり2万円が軍資金となります。
2万円の軍資金は、1度の実践で使い果たしてしまう金額のため、一般家庭の平均的な娯楽費はパチンコ代には通用しません。
しかし、生活に支障が出ない範囲のことを考えると、1ヶ月あたりのパチンコ代は給料の10％が適正です。
大学生がパチンコをする場合いくら軍資金が必要ですか？
大学生がパチンコをする場合、収入と支出を把握してから軍資金を決める必要があります。
収入はアルバイトや仕送りなどをリストアップし、毎月の総収入を算出します。
また、支出は家賃や食費など、どの項目にどれだけ使っているのかを確認しておきましょう。
収入と支出を把握したら、必要経費以外を自由に使えるお金とし、パチンコ代にあてます。
また、毎月いくら貯金するかの目標を設定し、その金額を最初に確保しておくことも忘れないようにしてください。
0.5円パチンコや2円パチンコの軍資金はいくらですか？
パチンコ店によっては、0.5円パチンコや2円パチンコなど、独自のレートがあります。
0.5パチの軍資金は、5,000円程度もあれば十分で、1万円以上の軍資金を持ち込まなくても遊べます。
ただし、明らかに人気のない機種がメインとなっていることもあり、好きな機種を狙えない可能性があるため注意しましょう。
また、2パチの軍資金は2万円程度です。
そもそも2円というのは、1円と4円の間に存在しており、1円のようにあまり利益が出ないようになっているわけではなく、一定の利益を期待できます。
4パチより多くの軍資金は必要ありませんが、それなりにお金を溶かす可能性があるため気をつけてください。
パチンコの軍資金はいくら必要か事前に確認しよう
この記事では、パチンコに必要な軍資金について解説しました。
パチンコの軍資金は、貸玉レートやスペックをはじめ、総収入や支出などによっても異なります。
たとえば、1パチなら1万円程度、4パチなら3万円程度の軍資金が必要です。
また、ミドルスペックは最低2万円、ライトミドルは最低1万円、甘デジは最低5,000円となります。
立ち回り方次第で少ない金額でも楽しめるため、金額を抑えたい場合はレートやスペックなどを、考慮した台選びが必要です。
ご紹介した軍資金の平均は、あくまでも参考程度に留め、自身の懐事情を最優先した立ち回りを心がけましょう。
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